ネクストコア・シリーズと対極を成し、利用者の快適さと介助者の負担減を追求した車いすが、NISSINのウルトラ・シリーズです。ネクストコアのカスタマイズ性は前回ご紹介したとおりですが、ウルトラの特徴は、車いす自体の性能を上げることで、できるだけご利用者と介助者の負担をなくすこと。こ...

さて、ベッドはあらかた紹介したので、今回からは車椅子です。私事ですが、施設で介護職員をやっていたときに、さんざん車椅子を扱ってきましたが、この仕事に就き、在宅向けのレンタル車椅子のラインナップを見て、衝撃を受けたことを覚えています。というのも、施設の車椅子は備品として購入するので...

私が福祉用具の卸問屋でまだほんの新人の頃、先輩がいつものように車にベッドを積んでいたので、進んで(？)手伝ったところ、いつものベッドより、フレームがやけにぺったんこなのに気が付きました。

シーホネンス、プラッツといった気鋭のメーカーがしのぎを削る中、業界の雄パラマウントは「究極の介護ベッドとは？」という新たな命題に取り組んでいました。

このシリーズも第3弾となりました。引き続き、時は介護ベッド戦国時代。パラマウント、プラッツといったメーカーが、新たな介護ベッドを模索する中、老舗シーホネンスが、もうほかの追随は許さんと、渾身の一作として放ったのが、『和夢 彩』（以下『彩』）です。

前回、パラマウントベッドの『新楽匠』を、改めて紹介いたしましたが、まだまだ電動ベッドには歴史に埋もれた名作があります。今回紹介するのは、プラッツが放った野心作とも言える電動ベッド、その名も『ミオレット・フォー・ユー』です。

はじめまして。弊社福祉用具担当の佐野と申します。用具に携わり始めて4年弱。ようやく知識もついてきました。今後は弊社HPに定期的なコラムを掲載し、私の独断と偏見による福祉用具考察を展開したいと思っております。よろしくお願い致します。